COVID-19(新型コロナウイルス)感染予防対策下での診療ついて
■ 2020年5月23日 (土)
ステイホームが続き患者さんからの歯科受診に関する相談が増えてきています。
詰め物が取れてしまった、
虫歯がある、大きくなって神経まで進んだら心配
歯茎が痛い、
歯石取りをしてないから歯周病が進行するのが心配
など相談が増え、実際痛みに耐えかねて急患で来院された方は
自粛の時期に来院してよいのか迷っていたとおっしゃれる方が非常に多いです。
不要不急の外出は避けるとの言葉で来院を躊躇されている方に当医院の考えとしては
歯科医療は不要ではないということ、不急ではない場合もあるのかもしれませんし、
考え方はそれぞれ異なるかもしれませんが、
早期発見早期治療、それ以前に口腔内の病原菌を予防するということは大切なことだと考えています。
「当医院では日ごろから行っているスタンダードプレコーション
(病原体が確認された、されていないにかかわらず、すべての人の血液・体液は感染性があると考えて取り扱うこと)
と言われる
消毒・滅菌管理の標準予防策に加えて、
飛沫予防策及び接触予防策を実施しており濃厚接触とはならないよう対策しております。
診療に際してはパーテーションで区切られた診療台を使用し
手指消毒・洗浄の徹底、マスク・グローブ・メガネ・ゴーグルを装着し
虫歯を削るドリルもタービンと呼ばれる高速回転のものの使用を極力控え、
低速回転の5倍速コントラと手用切削器具を併用して少しでもエアロゾル(唾液・血液などの霧状の汚水)の発生を抑制して飛沫感染のリスクを減少しています。
飛沫が飛ぶ処置には口腔外バキュームを使用しております。
診療所の窓を開放し常に換気を行い、待合室の雑誌類、キッズスペースの玩具類を撤収させていただいてます。
待合室に患者さんが待機しても待合室は広く3メートルというソーシャルディスタンスは十分に確保されています。
以上のような感染拡大防止の対策はしっかりと取らせております。
5月15日時点で神奈川県歯科医師連盟によると
歯科診療による新型コロナウイルスの感染報告は全国で1例もないとのことです。
ただ、だから歯科治療は安全だと思っているのではなく
コロナウイルスの情報はまだわからないことも多く、
非常事態宣言が解除された府県も多くなってきたので
特に油断して気を緩めるず、
今まで以上にプライベートでも密閉・密集・密接の3密にならないよう感染拡大予防対策を徹底しています。
それでも心配であり、
37.5度以上の熱がある。
風邪に似た症状がある(喉の痛みや関節の痛みなど)
強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。
3週間以内に海外への渡航歴がある。
新型コロナウイル感染者、またはその疑いあるもとの接触がある。
COVID-19感染症の検査を受けた、または陽性と診断されたことがある。
の6項目に該当するのであれば条件が改善されるまで受診を延期しましょう。
これからも緑区歯科医師会の先生方や同僚の歯科医師やスタディーグループの先生方から
情報を収集し対策を講じつつ診療していきます。
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