歯がしみる!知覚過敏かも…
食べ物や飲み物を口にするたびに歯がしみる。これは、虫歯と知覚過敏症の両方の可能性があります。いままでは何でもなかったのに、冷たい物を飲食したり、歯ブラシの毛先が当たったり、風が当たるだけで「歯がしみる」症状が出たら、それはまさに知覚過敏かもしれません。
歯ぐきがやせて下がってくると、歯の根の象牙質部分が露出します。
象牙質には象牙細管の入口である小さな穴が無数にあいており、刺激の伝達に関わっています。刺激を受けると、その刺激が神経に伝わり歯がしみます。これが知覚過敏症です。知覚過敏の症状として、一時的に歯がしみるだけで、その痛みは持続しない事が多いです。しかし、知覚過敏を放置していると、歯髄炎という神経の病気になる可能性があるので、注意が必要です。歯がしみたら我慢せず、早めに受診しましょう。
歯が痛い!虫歯を放っておくと大変なことに…
歯の病気の中には初期段階では自覚症状が少なく、本人が気づく頃にはかなり重症になっているケースは少なくありません。虫歯の治療は早ければ早いほど、治療期間も短く費用もかからず、患者様の負担も軽く簡単な治療で済むことがほとんどです。歯に違和感を感じたらどんなに小さな症状でも、早めにご来院ください。
下の表は虫歯の進行度合いを表しています。番号が大きくなるほど虫歯は大きく治療も困難になっていきます。
最悪の場合は抜歯をしなければならないケースもあります。大切な歯を失う前に、早期治療を心がけましょう。
二度と虫歯にならないために…
一度治療したからといって、それで虫歯の危険性がなくなったわけではありません。
「何が原因でその歯が虫歯になったのか」をしっかり理解することがこれからの予防に繋がります。歯は一度失うと二度と生えてくることはありません。
当院では虫歯の原因をきちんと説明してご理解いただき、ブラッシング指導や口内清掃など万全や予防治療をしっかり行い、二度と虫歯にならない歯を目指していきます。その為には定期健診をしっかり行っていきます。