

世界的に見ても治療中心の医療から、軸足を予防に移す事は今や常識となりつつあります。 当院の予防歯科は、お口の健康を生涯維持する事はもちろん、自分の歯をさらに美しい歯に育てる事を目的としています。 いつまでも健康で美しい歯を手に入れてみませんか?
「年を取ったら歯は悪くなって当たり前」と思い込んでいませんか?
皆様は、日本人の70歳時の平均残存歯数をご存知でしょうか?残念ながらたった8本といった結果が出ています。この数値は他の先進国と比べても極めて低く、日本においては「年を取ったら歯は悪くなって当たり前だ」と、漠然と思ってらっしゃる方の考え方も間違っていません。
しかしその一方、北欧の国では80歳でも入れ歯をすることなく元気な高齢者がたくさんいます。どうして、こんな差が出てしまうのでしょうか?その違いを調べてみると、「歯が悪くなる前に歯医者へ行った」のか「歯が悪くならないために歯医者へ行ったのか」の違いだということが解っています。
PMTCについて

歯の表面や歯と歯ぐきの間などに汚れがたまると、それを栄養にして細菌のかたまり群が付着し、細菌バイオフィルムができます。多種多様の細菌が複雑にからみあい、強力で、細菌が分泌する多糖体に守られているので、歯磨きだけでは取り除くことが困難です。PMTCは虫歯や歯周病予防に効果があり、歯ぐきに炎症がある場合は腫れや痛みを抑えます。また、再石灰化を助け歯質を強くするとともに、汚れをつきにくくし、歯の延命効果も期待できます。
フッ素塗布について

なお、フッ素の取り込まれやすい時期は再石灰化が盛んな歯が生えてから3年くらいといわれています。お子様には特にお勧めの治療法です。
耐酸性の向上 |
再石灰化の促進 |
エナメル質(歯の表面)の主成分である結晶ハイドロキシアパタイトが、フッ素と出会う事により、酸に強い歯質へと歯を導きます。そのため結果として虫歯に強い歯へと変化していくのです。 |
初期虫歯の部分にはフッ素が取り込まれやすく、歯質の修復を促し、虫歯の進行をおさえます。また歯を硬くする効果もあります。 |
※注:再診料、保険適応の歯のクリーニング料はかかります。
※乳児医療証、福祉医療証をご提示していただいた方は負担額はかかりません。

シーラントについて
シーラントは奥歯のかみ合う面(咬合面)にできる虫歯の予防の方法です。あらかじめ、虫歯になりやすい奥歯の溝を接着力のあるプラスチックで埋めてしまいます。 このプラスチックは虫歯を削ったとき詰めるものと同類のレジンという材料なので、きちんと埋めていれば虫歯にならないという考えで普及し始めました。
また、シーラントはフッ素を取り込む作用があり、歯を強くするのを助ける働きがあります。(シーラントは奥歯の溝の虫歯予防です。歯と歯の間や歯茎の境目など、他の場所は予防できません)
料金の目安 |
おおよそ1歯500円程度 |
※注:再診料が別途かかります。保険負担額により変動する場合がございます。
※乳児医療証、福祉医療証をご提示していただいた方は負担額はかかりません。