矯正歯科 ORTHODONTICS

矯正歯科 ORTHODONTICS

矯正歯科では、歯に負担の少ない方法で、歯並びやお口元、かみ合わせを改善し、末永くお口の健康を保てるよう治療していきます。
当院では、「歯並びやかみ合わせでお悩みの方が、できるだけ目立たない装置で痛みを感じることなく、かつ早く矯正できること」、そして「虫歯や歯周病がある方でも、安心して一人の医師に治療を任せられること」を理念として、矯正歯科治療に取り組んでおります。

患者さんが安心して矯正を楽しみながら、理想のお口元を手に入れられるよう、スタッフ一同、患者さんのご希要望を大切にし、責任をもって誠実に治療に臨んでおります。お悩みや気になること、心配事などがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

PAIN-FREE CORRECTION 痛みが少ない矯正

矯正治療中の歯の痛みを最小限まで軽減できるように「優しい力で歯を動かす」方法で、痛みの少ない治療を行っています。
例えば、歯を引っ張るワイヤーには、大変柔らかい「ニッケルチタンワイヤー」という素材を使用しています。従来の矯正装置は、ワイヤーとブラケットをきつく固定し、強い力で歯を動かしていました。しかし、これでは歯が動きにくい上に、痛みが出るといった問題が発生していました。

なお、一般的には装置の装着や調節をした後3日間ほど、歯が動くことによる違和感や痛みが生じますが、その後は収まってきます。痛みの感じ方は人によって異なりますが、当院では、痛くて治療を中断される患者さんはいらっしゃいませんのでご安心ください。
また、小児矯正では、寝ている間に装着する装置を主に使用して、少しずつ調整を加えていくので、痛みを伴うことはほとんどありません。

ORTHODONTICS WITHOUT EXTRACTION 歯を抜かない矯正

きれいな歯並びのためとはいえ、健康な歯を抜くのは、どなたでも抵抗があると思います。「将来にできる限り多くの歯を残す」ことをモットーに治療しておりますが、患者さんの歯とあごの大きさのバランスによっては、抜歯をしたほうが、将来により多くの歯を残せる可能性が高くなることがあります。

抜歯をするかしないかで、お口元とお顔のバランスが異なってくる場合や、抜歯したほうが治療期間を短縮できたり、治療後の後戻りの心配が減ったりするケースがあります。
いずれの場合にしても、患者さんにとって最もメリットがある治療法をご提案し、ご本人やご家族にその根拠を十分にご説明し、同意を得た上で、治療を進めていきます。

目立たない矯正

クリスタブレース × ゴールド系ワイヤー

白く目立たないブラケット(デンツプライサンキン・クリスタブレース)にゴールドワイヤー(デンツプライサンキン・SUSワイヤーゴールド)を採用しております。ゴールド色のワイヤーは、お口の中を明るく見せることができ、また歯になじむ色の組み合わせとされています。

どの症例にも適応できる、比較的低価格で、目立たない装置です。生体にとって優しい力で歯を動かす特性も持ち合わせます。

メリット
  • 従来のメタルブラケットと比べて目立たない。
  • 表側の装置は、発音に影響しない。
  • すべての症例に適応できる。
  • 装置料が比較的低価格。
デメリット
  • 特になし。

部分矯正

部分矯正とは、部分的に移動させたい歯だけを狙い、目的に応じてピンポイントに歯並びの不具合を改善する治療方法です。MTM(Minor Tooth Movement)、限局矯正、小矯正とも呼ばれます。

部分矯正が適応できるお口の状態は、主に前歯のちょっとした凹凸を治したい、ちょっとしたすきっ歯を治したい等のケースとなる場合が多く、重度のでこぼこの歯並びや八重歯、出っ歯などには適さない場合があります。無料矯正相談にて実際にお口を拝見した上でご案内しますので、ご相談ください。

FAST CORRECTION 効率を重視した矯正治療

歯並びの症状や治療法により差はありますが、矯正歯科治療は期間の長い、じっくりとした治療です。そのため「継続できるのかな?」「本当にきれいに治るのかな?」などのご不安のある方や、なかなか矯正治療に踏み切れない方もいらっしゃいます。

当院では、できるだけ治療期間を短くして、患者さんの負担を少しでも軽減するために、歯にかける力を細かく調整しながら、歯を動かしていきます。これによって、一般的な矯正歯科治療の場合は、約1年半〜2年で改善することができます(治療の難易度、歯の動き方の個人差によって変化します)。3〜4年かかるのが平均的であった旧来の治療に比べ、技術の進歩により、短期間の治療が可能となりました。

しかし、期間を短縮するために、かみ合わせを無視するような治療では意味がありません。歯にかける力を細かく調整することで、より早く、きれいな歯並びと健康なかみ合わせを得ることのできる矯正歯科治療を実現していきます。

IMPLANT ORTHODONTICS インプラント矯正

インプラント矯正は、通常の矯正歯科治療に比べて期間を短縮でき、かつ精度のより高い治療結果を得ることができる治療法です。また、患者さんの負担も軽減されます。通常では難しい症例などにも有効です。

直径わずか1mm程の小さなインプラントスクリューを歯茎に埋め入れ、これを土台にして効率的に歯を引っ張ります。インプラントが固定された支点となるため、歯の動きを確実にコントロールすることができます。

施術は非常に簡便で、麻酔を使用して埋め入れますので、痛みはほとんどなく、また安全で確実な治療を行うことができます。治療が終了した後に傷などが残る心配もありません。

子どもの矯正歯科 CHILDREN’S ORTHODONTICS

AGE 7 IS A GOOD GUIDELINE 7歳はひとつの目安

一般的な小児矯正の開始時期は、早い場合で7~8歳頃ですが、子供のあごの状態やかみ合わせによって異なります。受け口・開咬・交叉咬合といった症状の場合には、4〜5歳から治療開始する場合もありますので、何かご心配なことに気づかれましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

また、ひとつの目安としては、7歳の時期に一度矯正相談されることをお勧めしております。開始時期は早ければ良いというわけではなく、「子供にとって最適なタイミングを見計らうこと」が大切です。効率の良い治療ができるほか、本人やご家族の負担を軽くすることができるからです。そのため、お子さまのお口の状態から診断される、最も効果的な時期をアドバイスしております。

以上は無料矯正相談にて対応いたします。前歯が永久歯に生え変わる時期〜永久歯が生え揃うまでの時期は、主に正常なあごの発達を促すための治療を行っていきます。

START TIMES VARY 小児矯正の治療期間は
開始時期やお口の状態により
異なります

小児矯正では、主に取り外し式の装置を用いて、約1~2年かけて、あごと歯並びが良い方向に成長するように治療していきます。その後は、永久歯が生え揃う12歳くらいまで成長の様子を見守り、永久歯の歯並びの矯正が必要な場合は、ご希望に応じて成人と同じ矯正歯科治療に移行します。
症状により異なりますが、この場合の矯正期間は約1年です。いずれも、通院間隔は月1回が目安です。

ただし、歯並びとかみ合わせの状態や、あごなどの骨格的な条件によって異なってきますので、詳しくは矯正医までお尋ねください。

将来に影響する小児期の治療

永久歯が生え揃ってからの矯正歯科治療は、歯をキレイに並べ、最終的な「かみ合わせ」を作ることを目的としています。
それに対して、乳歯が残っている時期の小児矯正は、歯が並ぶ土台として大切なあごの成長のコントロールや、放置しておくと成長に悪影響を与えるかみ合わせを治療します。最も理想的な矯正歯科治療ができる可能性が高い時期です。

また、小児期に歯並びが悪いと、歯磨きがしにくくなり、虫歯・歯肉炎を引き起こします。小児期に歯並び・かみ合せを改善することで、これらを予防することができます。

小児矯正のメリット
  • あごやお顔の成長のバランスを整えることができる。
  • お口が正常に機能するように治すことができる。
  • 歯磨きがしやすくなり、将来に渡り虫歯や歯周病を予防しやすい。
  • 発音発声の問題の解消に役立つ。
  • 後に永久歯列矯正をする場合、期間が短くなる。
  • 後に永久歯列矯正をする場合、抜歯しなくてよい可能性が高い。
歯並びが悪い場合のリスク
  • 歯磨きがうまくいかず、虫歯ができやすい
  • 歯肉炎や歯周病になりやすい。
  • 発音がうまくいかない場合や、かつ舌が悪くなる場合がある。
  • よく噛めない。それにともない食事の効率が悪い。
  • あごが十分に発育しなかったり、悪い成長をしてしまう場合がある。
子供の矯正装置
(3〜4歳頃から)
受け口やあごのズレがある場合

使用装置例:ムーシールド

主に寝ている間に装着します。受け口のお子さまのお口の中を見てみると、舌が低い位置で動いていて、その舌の力で下あごを前へ押し出すように働きます。これが受け口の大きな原因のひとつになります。

ムーシールドを使うことにより、舌が装置の中にとどまり、自動的に舌が上に持ち上がって下あごを押してしまうのを防ぎます。同時に、口周りの筋肉のバランスも整えます。

でこぼこ(叢生)の改善例

上あごや下あごの横幅が狭い場合
使用装置例:拡大プレート

主に寝ている間に装着します。上あごや下あごの横幅が狭いと、歯が並びきらずに、でこぼこになるケースがあります。歯が無理なく並ぶスペースを確保するために、あごの横幅を広げるために使用します。

前歯のねじれがある場合
使用装置例:ブラケット

固定式の装置で、装着期間は約半年です。前歯のねじれがある場合、治すために部分的に使用します。

出っ歯(上顎前突)の改善例

骨格的に、下あごの前方成長が
少ない場合
使用装置例:バイオネーター

主に寝ている間に装着します。下あごの成長を促進します。

反対咬合の改善例(前歯の永久歯が、上の歯より下の歯が前に出ている場合)

使用装置例1:弾線付きプレート(上あごに装着)

主に寝ている間に装着します。上の前歯を前に出していきます。

使用装置例2:リンガルアーチ
(上あごに装着)

固定式の装置で、装着期間は約半年です。前歯のねじれがある場合、治すために部分的に使用します。

矯正医紹介 ORTHODONTIST

MORI TORU 森 徹先生

「歯医者は怖い、歯医者は無口、歯医者は何をしているのかよくわからない」というイメージを壊したいと思っていました。私自身も怖いのは大嫌い!ですし、不信感を持ったまま治療されるのも大嫌い!です。

来院してくださった皆様との「コミュニケーション」を大切にして、皆様と一緒になって「健康増進」と「スマイル作り」に全力で取り組むことが、診療理念です。
こんな矯正治療をずっと待っていた!」と思っていただけるような歯医者に一歩でも近づけるように、私達は日々努力し続けます。

経歴

1999年 国立岡山大学歯学部卒業
2002年 東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 咬合機能制御学分野専攻過程修了
2002年 神奈川県内の歯科医院に勤務(〜2007年)
2007年 横浜市大センター病院 非常勤診療医
2008年 さくら歯科・矯正歯科 開院2012年医療法人社団 桜仁会 設立

所属団体

日本矯正歯科学会

趣味

サーフィン(ロングボード)ポイント:鵠沼・鎌倉
読書(五木寛之が好きです)
お酒(なんでも飲みます)
子供と遊ぶこと(2児の父です)

初めてご相談される方へ FOR FIRST-TIME VISITORS

PLEASE CONTACT US FIRST まずは無料矯正相談
矯正歯科医までお気軽に
ご相談ください。

歯並びは似ているように見えても、実際には、一人ひとり違っています。矯正治療は時間がかかり、先が見えないので、皆さん治療するに当たっては様々な不安や疑問を持っています。

矯正をしたほうがいいのか?
始めるのならいつがよいのか??
自分の歯並びはどういう状況なのか?本当にきれいになるのか?
自分に合うのはどんな矯正治療プラン?費用や期間は?
矯正は痛いの?

矯正相談では、矯正歯科医師がお話を伺って、実際にお口を拝見し、考えられる矯正歯科治療に関してゆっくりご説明いたします。まずは、矯正歯科医師と直接お話しすることで様々な疑問、不安を解消していただければと思います。

矯正相談では、どんなことをするの?

矯正相談は時間をしっかりとって行います。まずは患者さんのお話を伺いますので、気になっていること、ご希望やご不安、希望される治療、期間、費用・料金など、どんなことでも結構ですので、お気軽にご質問ください。
実際の症例写真や、使用する可能性のある装置を見ていただきながら、実際の治療をできるだけイメージしやすくなるようにご説明いたします。

さらに詳しく説明を受けたい場合は?

矯正相談後に、矯正治療を行っていきたい場合には、まず虫歯のチェックや歯茎の状態のチェックを行います。その後、精密検査を行います。内容は、お口の中の全体的なレントゲンや、細部のレントゲン、お顔の骨格を分析するためのレントゲン、写真や歯型、かみ合わせの診査などです。

  • レントゲン

  • お口の写真

  • 歯型

ORTHODONTIC DIAGNOSIS 矯正診断

後日、矯正相談の内容と精密検査結果に基づいて、ご希望に沿う具体的な治療プランをご説明いたします。
実際に矯正治療を開始されるかどうかは、この時点で、ご自身やご家族で判断していただくことができます。矯正診断の内容にご了承いただけましたら、いよいよ治療スタートです。

FLOW 治療開始からの流れ

  • 01

    虫歯や歯周病の治療

    当院では、矯正歯科治療に入る前に、虫歯や歯周病がある場合にはまず治して、お口の中が健康的な状態になってから、矯正装置を装着していきます。
    ただし、とにかく早く歯並びを治したいという場合には、矯正歯科治療と並行して虫歯治療を行うこともありますので、お気軽にご相談ください。

  • 02

    矯正装置の装着

    治療計画に合わせて作成した装置を実際に装着して、矯正歯科治療を開始します。

  • 03

    定期的にご来院(矯正装置の調整)

    歯並びの状態や使用する矯正装置の種類にもよりますが、一般的には小児矯正で約1年、成人矯正で約2年ほどです。矯正治療期間中は月1回ほど定期的に通院していただき、歯の動きをチェックしながら装置の調整などを行います。
    (経過観察の期間は3〜6ヶ月に1回の通院)

  • 04

    装置の取り外し・保定

    理想通りの歯並びになりましたら、矯正装置を外します。しかしこの時期の歯はまだ安定せず、元に戻ろうとしてしまいます。
    (歯と歯茎を結んでいる繊維が、治療前の形に戻す力を歯に加えるため)そこで、リテーナーという取り外し式の保定装置を使用し、歯並びを安定させる必要があります。

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